3/24(金)草下シンヤ@ロフトプラスワン

この前は中島らも青山正明なんて名前が出てきたけど。今度はねこぢる見沢知廉である。
ねこぢる&山野一夫妻のらりぱっぱ旅行マンガ「ぢるぢる旅行記(インド編)」が好きで、あんな面白い本が書けたらなあという気持ちもどこかにありつつ、潜入取材ったらしいのでねこぢる(故人)。
もうやる事がなくなってしまった草下シンヤ、周囲のこころやさしい提案で次の潜入先に塀の中なんてどう?と薦められているとのこと。それが拘置所なのか刑務所なのか分からないが実現すれば平凡な人間にはどんな事したって知る事が出来ない世界をあらわにしてくれるんじゃ、って事で見沢知廉を連想した(故人)。
人当たりが良さそうな印象。実際、サウナで絵人間に遇っても人懐こく話しかるうえにサウナチキンレースを20分以上やっちゃうようなファンタジックな人。肩の力が浅野忠信ばりに抜けまくってる感じ。
いやー草下さん軽かったなー、本物のジャンキーを見た事は無いけど、ジャンキーには全然見えないし、死ぬような取材してる人にも見えない。でも親からもらった最初のプレゼントは地獄絵図。「危ない仕事ばかりだと死ぬかもしれないけど、マジに考えちゃうと引くから取材はファンタジーだと思ってる、あと趣味半分」との事。
レイブ関係の話も聞きたかった。
MCマルゴン=丸山ゴンザレスって言われても知らなかったけど。『アジア「罰当たり」旅行』は立ち読みしてた。
探偵ファイルのチバさん話がうまかった。このスリーショットはまた見てみたい、異世界潜入三兄弟、生きて帰って来る事が重要だ。
 
別に草下さんに死ねって言ってるわけじゃないです。連想する人がたまたまみんな死んじゃってるだけです。
 
 
【関連】
見沢知廉別冊宝島・隣のサイコさん」で刑務所の受刑者だけが行けるキチガイエリート用の精神病院刑務所(府中?)でのキチガイエリート見聞録を書いた人。元ヤンで左翼と右翼を行ったり来たりしてて作家でもある。三島由紀夫リスペクター。
 
絵人間:吉田戦車語。江戸の頃から世界一の座を誇る刺青の技術力で背中などに絵が描いてある人の事。
 
獄中体験談って面白いよ、とか言ってるけどあんまり知らないな。マンガ家花輪和一刑務所の中」ぐらいしか読んだこと無い。
安部譲二塀の中の懲りない面々」はおろか、中島らもの「牢屋でやせるダイエット」でさえ未読だ。「岸和田少年愚連隊」シリーズで知られる岸和田生まれ中場利一のも読んでみたい、と書いてから思ったけどこの人はもしかして塀の中歴無いのか?いやてっきり。