吉田恵輔「机のなかみ」下心映画降臨

かわいくてエロくてかなり面白かった。
前半と後半で視点が変わるタイプの映画で、事の真相が登場人物の心の動きと共に明かされていく。ここもおもしろかったポイント。
エロいシーンは「ジョゼと虎と魚たち」よりドキドキしたのは何故だろうと考えてたらあれが下心だったからだ。
豪快な鼻血出したりオナニーしたりでかわいいだけじゃない鈴木美生は現時点で活動停止状態らしい、今のうち動いてる彼女を見ておかないと勿体無い。最初はプラスティックな印象なんだけど、そのうちリスとかの小動物あるいは宮崎あおいに見えてくる。あとカラオケ。最近昔の東映映画ばっかり見てるのでそれの演歌とダブった。いやそれはウソ、カラオケいいよ。
 
【監督】
吉田恵輔監督は「六月の蛇」「ヴィタール」「HAZE」「悪夢探偵」の照明。また監督作の「なま夏」がトビー・フーパーに絶賛されたらしい。確実にこっち側の人間です。
 
【上映情報】
〜2007/5/25 テアトル新宿21:20〜 水曜1000円
その他
http://www.tsukuenonakami.com/
 
【関連情報】
家庭教師の同棲女の芸名は「踊子あり」。「蝶のように舞い蜂のように刺す」という言葉がが好きだからモハメド・アリからとったらしい。映画同様強烈な個性を持っている。