アフタヌーン新連載SABE「世界の孫〜甘水(あまみ)〜」old age exploit!!!

SABEの新境地が見れます。
老人搾取を狙う「お孫」キャラが登場するギャグマンガ、今のところ「SABE」と聞いて連想するようなすてきな異常性愛、異常人格者は出てきてないが、目が血走ってたり、不必要によだれを垂らしてる人物はチラホラと登場している。
 
同じようなベクトルを感じる絵:片桐火華エロマンガに出てくるような三白眼(でもないが)で何かたくらんでそうな目つきの悪い女子中学生みたいな感じ。そして第二次性徴的身体。そんな外見の主人公・甘水は登場から「むくれっ面」で「ふくれ顔」で「おむずがり」である。
老人たちの目にも、それはそのまま同じように映るのだが、

かまってあげたい!!あれこそ孫じゃああ

っとなってしまうのだ。どうしたんだSABE

肉欲を超えた愛……!!
お孫を愛でる心こそ無償の愛だ!!

わからない。子の親になるってのはこういう事なのか。新しい切り口の少女愛好なのか。バカなキャラがいっぱい出てきそうなので楽しみだ。ちなみに甘水の通う学校には牢屋があり、そこには白骨死体が何体も転がっていたり、片目が宝石の「イゴール」って感じのマッチョジジイ看守がうろつくきちがい学校だ。このマンガは、年寄りが増え続け子供が生まれないクラーイ国にそのうち根付くだろう孫エクスプロイテーション産業の先駆けになる記念碑的作品なのだ。じいさんばかりじゃなく、おっさんも「お孫」にメロメロになってしまうので、バカみたいに人口の多いと言われるその辺りの世代を対象とした搾取は決して間口の狭い産業ではないだろう。バカにしか見えないがSABEの眼力は鋭い。
今後、どんな孫ミュータント、それに対する「女」力を駆使するミュータント、お楽しみの変態キャラがどんだけ出てくるのかが見所。