アフタヌーン、瀧波ユカリ「臨死!!江古田ちゃん」
このように濃い連載にあって真にクローズアップしたいのは江古田ちゃんである。
- たぶん24歳ぐらいの作者は、江古田ちゃんとしてマンガに登場
- ヤリマンを隠さない自分
- 濃い家族が惜しみなく出てくる。姉のカレシは刑務所帰り、威圧系母
- 女の真実を暴露する姿勢がよい
- ひとり暮らしの自宅では全裸でアイドリング
- 「ペットボトルの文字が意味を無くすまで凝視してしまう」話がリアル
- 女性が書くエロい話が好きだ
- エロくはないが、セックスばかりしてて、行為後にもらすドライな一言がたまらない
- この水準の絵に、やたらと安心感を覚えるのは何故だろう
- 派手、と言うより、人生2倍速
- キャバクラのホステスだったり、
- バイトで暗黒舞踏やって子供にトラウマを植え付けたり、
- 腐れアート学生相手にヌードモデルやったり、
- コールセンターで電話番してたり
この人、おかしなモノの方から勝手に寄って来ている。面白い話をする努力より、自分の日常を語らせた方が面白い人なんだろうな。ただ、自分の日常や常識から面白いと思うものを他人に伝える時、何を選んだら面白いかが解っている人なんだと思う。