Aphex Twinとティム・バートンが繋がった瞬間

テクノ音楽というせせこましい括りの中だけでなく、すべてのエンタテイメントや表現カテゴリのなかで紹介される場合、常にどこかしらに『異端』のキーワード付で紹介されるAphex Twinという人が居る。賞賛の意をこめて『変態』や『きちがい』『暴力的』などと呼ばれるやっかいな人物だが、商業的にわりと成功している部類の人物でもある。自然と彼のファンには変わった人が発生してしまうらしく、複雑怪奇にして意味などひとつも無い(とジャップの私は思っておりました)Aphex Twinの歌詞を網羅してしまったサイトCL4.orgがいつのまにか私のブックマークに紛れ込んでいた。前置きが長くなった。その歌詞サイトを観ていて、ついさっきAphex Twinティム・バートンが繋がったわけだ。

おれが10年聴き続けても飽きないアルバムのひとつに「Selected Ambient Works 85-92」がある。曲としては『808stateの何かの曲からのボイス・サンプリングが混ざってる?』という印象プラス『割と好き』ぐらいなレベルの曲「We Are The Music Makers」がティム・バートンと繋がっちゃったのだ。申し訳ないがようやく核心である。

From the film Willy Wonka and the Chocolate Factory
(映画「ウィリー・ウォンカとチョコレート工場」より)

とコメントされていた。もちろんこの映画はWilly Wonka & the Chocolate Factory (1971)の方を指してるんだろうけど、大好きなものが不意に繋がったのが驚きだった。ふたつあるチョコレート工場映画との関連を探してやろうとする意欲も湧いてきたし、いま映画館で観れるティム・バートン版を観るのが楽しみになってきた。

↓の引用よりもこちらの方が見易いですよ。
We Are The Music Makers (Aphex Twin)

From the film Willy Wonka and the Chocolate Factory:
We are the music makers, and we are the dreamers of dreams.

ついでにIMDbCharlie and the Chocolate Factory (2005)チャーリーとチョコレート工場のURLおいとく。
 
で、Powerpillって誰?ってよく見たらChociがリミックスやってるミタイダヨ、大変だよ3ちゃん。長年探している303アシッドきちがいのChociとAphex Twinの仕事が繋がってまたわくわくして来ちゃいましたのです。しかし曲名が謎過ぎるぞ。しかもPowerpillもChociもPac-Manて曲もどこに行けば聴けるんですかーー??ここで1秒ぐらい聴けますわーい短けー。どうやらPowerpillって得意の別名義らしいけど、肝心の曲が短すぎ。
と言うわけで、CL4さんの最大の功績はRespect Listの文字化で間違いない、これはリストを読み上げるディストーション・ボイスにピーク音が入る曲なんだけど、ネイティブでも聞き取れないんだな。うをまた発見。

Special thanks to Jeffrey Dahmer and Albert Fish

だそうです。ここでまーた繋がっちゃいましたよ、てーかSpecial thanks to 殺人鬼ってどんな作曲してんだこの人は。
 

Selected Ambient Works 85-92

Selected Ambient Works 85-92