宇川直宏トークが期間限定でUP, Include「ピンホールくん」感想

宇川直宏トークは凄いんだけど、活躍の場がわりと閉じた場所でいまいち紹介が面倒だ。
そんな中、期間限定だけどトークがUPされてるので興味のある人は聞いて欲しい。
ソースはInter FMの「SOUND COLLECTIVE TOKYO」番組にゲスト出演したときのものだそうだ。
 
このサイトの 「先週のダイジェスト放送はこちら>>」 をクリックで再生。2分30秒ぐらいから登場。
 
Firefox の人は、再生ボタンクリックで DownloadHelper(要インストール) がアクティブになるので、そのままダウンロード(mp3)。
 
おれの宇川好き度合いはトークと聞けばその為だけにタワレコ行くような感じの人なので、普通にマスト。
要するに何を言いたいかと言うと、
今回のラジオは特に面白いからblog書いたよ!!
ってエントリじゃなくて、
単に、
貴重な宇川ソースを共有しようじゃないか、ってエントリです。
 
30分番組なので、まったく喋れてません。物凄く物足りないですが、
来週に後半をオンエアとのこと。
なので、いまUPされてるのは、来週の放送前後までだと思われます。
 
っていうか、5/13(火)放送分がいまUPされてるので
次の放送5/20(火)まで時間がありません。お早めに!!!
 
なお、ラジオ番組へはsct@interfm.co.jpからメッセージ送れるとの事。たぶん。
 
 
あとは無駄話です。
思った以上に長くなってしまった。
スパゲッティみたいにぐちゃぐちゃになってしまいました。
 
 
宇川直宏ってだれ?
 
ライブハウスの照明係、映像係、いわゆる「VJ」。最近だと板尾創路PV「少年B」を作った。
YMOみたいな曲だけど、テイ・トウワだからいいか。
 
最初のカット、縛られた人の前で揺れるギロチンはシュバンクマイエル + エドガー・アラン・ポーの「陥し穴と振り子」ですね。「ファイナルデスティネーション」に先駆ける事17年の死のピタゴラスイッチ(高橋ヨシキ)。と、思ったけど、ちょっと違うな (おれの記憶が) 。「不思議な世界」のどれかなのは確かなんだけど。
 
タバコくわえて消火活動ってのが笑える
メン・イン・ブラック2」の手が沢山ある郵便局員(くわえタバコ)を思い出しました。
 
あんまり宇川直宏っぽくないな。
やっぱり宇川のPVと言えば BOREDOMSVISION△CREATION△NEWSUN でしょうね。凄く酔うので心臓の弱い人とか注意なPVです、走馬灯かと思った。
頭が弱い人は部屋を暗くして、画面を舐めながら見ると脳細胞が逝けます。
 
あとは京都造形芸術大学情報デザイン学科で教えてたりします。
 


 
最近宇川さんはパタリロ風味だけど、おれの脳内画像では空也上人のように口から仏ならぬ言霊を発しているのが宇川さんです。
 
最近では(鬼畜)芸能レポーター梨本をゴシップジョッキー(GJ)としてトークバトルを繰り広げたりしてるみたいです。
 
紙メディアだと古くは「QuickJapan」最近だと「nu」で、気焔を吐きまくってますが。おれは「nu」読んでて言霊は実在するんだな、とマジで思いました。言霊による霊感マッサージは実在するんですよ!!!!!
「nu」を読んでて空也だと思いました。
 
 

マンガ「ピンホールくん」

マンガ原作も始めました。IKKIの「ピンホールくん」(不定期連載中。一話完結風味)がある。
第一話はテレビ局の内側が舞台だった。
マンガ(紙メディア)で、テレビ局(映像メディア)の舞台裏でを描く
っていう何層構造だよってのを考えながら読んでて、
欄外の脚注説明による脱線も宇川的サブリミナルで、
むしろその脱線を読んでないと話がわからなくなったり、
マンガを読みながら、文章も読みながら、またマンガのドラマに浸りながら
宇川的サインを受け取るという、おれとしては神秘体験と言うか、修行のように楽しいマンガで、
かなりメディアレイプな感じがしてて良かったです
 
○○しながら○○するというせわしさも好きですね。
これは、雑誌「nu」の狂った構成 (脚注だけに留まらず、関係ないブログのコピペが割り込んでくる) にも通じるところがあると思います。
 
そもそも、マンガ自体が「絵」と「文章」が混在するメディアですね。
 



2000年ごろ、永井一郎 (磯野波平ガンダムのナレーター、「うる星やつら」のチェリー) にインタビューした鶴岡法斎が言ってたけど、
永井一郎ほどの高齢になると、マンガをどう読んでよいか解らなくなる瞬間があるらしい。
若い人は意識せず絵と文を一緒に読んでいるんだろうけど、
永井一郎の世代だと、絵と文を切り離してしまう瞬間がある。
と言うようなインタビューだった気がする。
 
で、永井一郎が凄いのは、そこに平面センサーと立体センサーを設けて
解らなくなったら、そのセンサーを発動させる
みたいな天才発言をしてたような気がするんだけど、もう忘れました。
G20とか買ってないし。

 

ちょっと焦点がズレるけど、おれもマンガは好きだけど、田島昭宇とか浅田寅ヲのマンガってもはや何が起きてるのか解らないんだけど。
おれは、あれを戸惑うことなく読みたいんだが。
だから、今は「たいして面白くないマンガ」と思ってる浅田寅ヲとかも、面白くなるかもじゃないですか。
 
内容も、どこまでえげつなくなるの?ってぐらい昭和してて極彩色で良かった。
この辺りにGJ梨本から抽出した毒が混じってたりして。
 
あの第一話は、あのままカタストロフでも良かったんじゃないかと。
 
ピンホールくんは田園都市線に棲んでいるってのも面白い
田園都市線というと、
・渋谷から歩いて帰れる
・貧乏芸人
・貧乏なアーティストのたまご
三軒茶屋のツタヤ、レコードショップFUJIYAMAなどを思い出す
・中央線までは行かないが、イカれた人多数 (おれの思い込みです)
・薬膳カレー「とんがらし」修行僧カレーを毎日作ってください (おれの心の叫びです)
 
マンガを描いてる MUSTONE は 他社比社 の中の人みたいです。よく知りませんが。
狂ってる。
イセネエヒヒネエ(他社比)-NEWS- → 2008/03/25Pinholekun
FRIENDICK: Pinholekun
狂ってるよ。山塚アイちゃんのお絵かき帖か?