2008/10/30 渡辺文樹トークバトル

渡辺文樹が公民館以外の公の場所で発言します。これは注目でしょう。

2008/10/30(木)
Open 18:30/Start 19:00
月刊『創』トークライブ「言論の格闘技」
●第1部 19時〜
 格闘技愛好家同士が熱く語り合う!
 【出演】田代まさし(元タレント)×吉田豪(コラムニスト)
●第2部 21時〜
 天皇タブーと映画「天皇伝説」上映中止
 【出演】渡辺文樹(監督)×鈴木邦男(新右翼)
 【総合司会】篠田博之(『創』編集長)
当日¥2000

http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/schedule/lpo.cgi?year=2008&month=10

紹介文が正直な反面、「文樹半分じゃん!!!」ていう、ちょっと物足りない印象になっちゃってるのが残念です、とかいらぬ老婆心を抱きます。
てかタシーロの格闘技話なんかどうでもいいよ。
ロフトプラスワンイメージリングス(ガンダーラ映画祭、背徳映画祭)周辺でよく見かけます、鈴木邦男って名前。渡辺文樹とは同郷みたいっすね。面白おじさんなのか。

「天皇伝説」上映認める(2008/10/10 横浜地裁)

天皇伝説」上映認める 横浜地裁「混乱防止できないほどの事情なし」

2008.10.10 19:25
 天皇家を題材にした映画「天皇伝説」など2作品の上映を予定していた横浜市開港記念会館(同市中区)の使用許可を取り消したのは違法だとして、映画監督、渡辺文樹氏(55)が不許可処分の取り消しなどを求めていた訴訟で、横浜地裁は10日、会館の使用許可を市に命じる決定をした
 
 北沢章功裁判長は「使用許可を取り消さなければ混乱を防止できないほどの特別な事情は認められない」と判断した。
 
 決定によると、横浜市中区は9月、10月14、16日の2日間の会館使用を許可したが、10月1日付で「過去に(使用を許可した際に渡辺氏が)会場や周辺の管理ができていない状況があり、指導に従わない恐れがある」として取り消した。
 
 横浜市中区は「当方の主張が認められず残念だが、裁判所の判断なので上映は認める」とコメントした。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/081010/trl0810101925005-n1.htm

 

提訴:映画「天皇伝説」など上映施設使用求め

 天皇家を題材にした映画「天皇伝説」など2作品を上映するための施設使用許可を東京都渋谷区が取り消したのは憲法で保障された表現の自由を侵害するとして、映画監督の渡辺文樹氏が7日、区に使用を認めるよう求め、東京地裁に提訴した。
 
 訴えによると、渡辺氏は10月20日と11月1日に区民会館の使用を認められたが、区側は10月6日に「興行的使用を目的としている」などとして使用許可を取り消したという。提訴について、渋谷区は「訴状が届いておらずコメントできない」としている。
 
毎日新聞 2008年10月8日 東京朝刊

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20081008ddm012040052000c.html

 
横浜のは上映OK!!!
東京のはどうなるのでしょう
 



 
画像とタイムテーブルはmixiのコミュからのコピペです
貼ってくれた人ありがとう!!!


  
10/14(火) 開港記念館
 18:00〜 ノモンハン
 20:00〜 天皇伝説

10/15(水) 市技能文化会館
 18:30〜 ノモンハン
 20:30〜 天皇伝説

10/16(木) 開港記念館
 18:00〜 ノモンハン
 20:00〜 天皇伝説

10/19(日) 関内ホール
 18:30〜 ノモンハン
 20:30〜 天皇伝説

各作品入れ替え
大人1200円、学生1000円
 



 

 

 

 
 //関内ホールの案内が丁寧で気に入った
 

Xtalという名のフォント

Xtalという名のフォントを窓の杜で発見した。

筆跡を隠すように手書きされた異様な雰囲気のフォント「Xtal
いびつな直線だけで構成された

など、なかなかの言われようである。
 
ここでこのフォントを取り上げた理由はデザインに注目したからではなく、
Xtal」という名前が目に付いたからだ。
偶然かと思ったけど、まさにAphex Twin「Selected Ambient Works 85-92」の1曲目「Xtal」からとったネーミングのようだ。
 
それについては作った人のManiackers Designから進んで、MKSDF 216 / Xtalの下の方に書いてある。ついでにフォントも置いてある。非商用であればフリーとのこと。
 
筆跡排除とうコンセプトがテクノ
  
Xtalにノイジーな印象は無いので意外性ある解釈だと思います、が。
http://jp.youtube.com/watch?v=Q0q1gCsZykg
13年聴き続けてるけどまったく飽きません。もはやおれの心音はこれ。
 
〜〜〜以下蛇足〜〜〜
 
クリス・カニンガム の映像作品に出てきそうな拘束された人(クリーチャー?)が黒炭とかでやっとの事で書いたメッセージが、自称お医者さんにグチャグチャに消されかける瞬間のフォントって感じです。
筆跡の重さや斜め線の少なさがフリークス感を一層際立たせているように感じます。
 
ひとついけてない (というかおれが使い方を理解していない?) のはアルファベット、ひらがな、カタカナがそれぞれ別物フォントとして独立してるのは (おれの勘違いでなければ) 何とかして欲しいと思った。使いずれーだろ。
 
〜〜〜メモ〜〜〜
フォントを複数指定するやり方を調べたのでメモっておく
CSSでの記述方法

<SPAN STYLE="font-size: xx-large; font-family:'XtalAL','XtalHR','XtalKT';">

"とか:とか;とか'とか,とかマジで重要だから
htmlでのやり方は(font faceでひとつひとつ指定する方法しか)知らない
 
ちなみにおれは「1バイトフォント」なるものを入力出来ない (する気が起きない) のでアルファベットだけでOK。
 
個人的にはエクスタルと読んでるけど、昔2chで色んな読み方が推理されてた。
x'masをクリスマスと読むから、クリスタルだとか。それは違うと思った。
 

フォントつながりで

フォントつながりでちょっとだけ触れるけど、おれは等幅フォントしか認めない変態である。このblogではWindowsなら普通に入ってるLucida Consoleというちょっとだけパラノイックな等幅フォントを使っている。大文字小文字のアンバランスさが好き。
 
このフォント使って何か書きたい。あー最近どっかから受信した情報でも
 

「大虐殺」

(1960/新東宝/94分/白黒/小森白監督/天知茂:アナーキスト古川/沼田曜一:甘粕大尉)
★後半ネタバレ含みます★
これまたとんでもない映画。こんなに萎えるとは思いもしなかった。
 
カタルシスはオープニングの大虐殺シーケンス、もう色々な方法でぶっ殺して回ります。ほんと☆付き日本軍+憲兵はろくでもない。
甘粕大尉が大杉栄をぶっ殺すところでカタルシス終了。開始20分ぐらい。
この大杉栄が死ぬシーンも酷い。甘粕大尉が張り切り過ぎて取り調べの後のお楽しみの「拷問」シーンが中学生の前戯かってほど短くてすぐにフィニッシュしてしまう。
拷問映画としてはマイナス点である。
だから大虐殺なのかもしれないけど。
フィニッシュがあまりに唐突なので、場面が数10分後の葬式の場面になるまでおれは大杉栄が死んだ事が信じられない。
この直後に妻が殺され、一緒に拘束されていた7歳ぐらい?の子供まで殺されてしまう。
「こわいよーこわいよー」という子供の叫び声が鉄の扉の向こうで消えてゆく場面は容赦ない非業さがあった。
 
大杉栄に対する拷問は省略=見えない演出?で完全に失敗してるけど、こちらの声だけが聞こえてくる見えない演出はすっごい当たってて凶悪過ぎる。この辺りの演出ペース配分が妙なバランスの悪さを感じたけど、時代の違いなのか、こういうのは結構面白い。
 
唐突ですが、この映画はここでフィルムが紛失してたり、燃えてなく無くなれば良かったんだ!!!
だって甘粕先生はもう出てこないし。(出てきても人殺ししません)
そしたら伝説の「大虐殺」映画として歴史に残っただろう。
 
「虐殺」でおっきしてきたバカどもも (ていうかおれ) 、まさかひとりの子供 (映画として脇役以上の自我が与えられている) が丁寧に殺されるシーンで終わるとは思ってないだろう。
 
この後がもうずっと (体感2時間ぐらい) 天知茂田吾作バナシになってしまう。
ただし「噺」以下の与太話ですらなく、信じられない間抜けが出てくる情けない映画に成り下がってしまう。
こう説明すると珍しいし、ひょっとすると一人ぐらいは面白そうと思うかもしれないが、何も起きないから。
 
天知茂と仲間たちは爆弾や鉄砲を入手するけど、全部失敗します。なにひとつ成功せずに映画が終わっちゃう。
 
この企画は右翼が「左翼ってこんなにバカなんですよ」ってプロパガンダしたくて作ったとしか思えない酷い映画でした。
 
いやー、おれは甘粕先生の映画だと思い込んでたので残念でした。
 
以上、下世話な脳無し映画ファンの感想でした。

「女体渦巻島」

(1960/新東宝/76分/カラー/石井輝男監督/吉田輝雄:大神/天知茂:陳雲竜)
おれの数少ないシネフィル畏友さんたちとシネマヴェーラで適当合流して臨んだ映画はとんでもないものだった。
だって石井輝男が監督で「女体が渦巻いてる島」だよ?ついでに吉田輝雄とのファーストコンタクトだよ?
どんだけ江戸川乱歩の「感触の芸術」が生かされた映画かと思ったら、すっげー普通のヤクザ映画だった。
それはそれで衝撃。キング石井輝男も昔はあんなまともな映画撮ってたのかと感心。
 するっきゃねーダルい映画だったのは、物凄く画面が暗かったから。
 
でも、ラスト付近の吉田輝雄天知茂が何度も交互にアップにする (昔サム・ライミがよくやってたような) カメラとか、最初のアブサンとかはなかなか。
ヒロインが若い頃の三原葉子ですか。そのご鈴木則文監督にとっ捕まって処女ババアの役ばかりやってましたね、プチショック。
吉田輝雄は相変わらず。天知茂扮する陳雲竜は闇があってかっこよかった。
 
 

2008/08/28(木)@シネマヴェーラ
脳無し映画ファンがまた文を書きましたほんとごめんなさい

画像は「大虐殺」丸メガネのガイキチ旧日本軍人たまんね
丸尾末広が「帝都物語」の表紙のかえし(?)用に描いた甘粕正彦大杉栄伊藤野枝をエロティックにぶっ殺す挿絵が見つかりませんでした。
 

坂本頼光「サザザさん」

いきなり「サザザさん」と言われても解らんでしょうけど、
「サザ○さん」と書くと不思議と解った気分になっちゃうのは何故なんでしょう。
 
とあるイベントに坂本頼光という活弁士が出てきてブチかました「サザザさん 第3話」が凄かった。
マツオ?さんはそのまんま
サザザさんは先天的に喋れないのでグゴガガガと喋る
たらお?はサザザさんの通訳
フネ?は水木キャラ
 
ここまでは、まあ普通だけど急におかしくなる
 
アナゴ?さんの自宅は「墓場鬼太郎」の吸血鬼エリートみたいな家。
 (アナゴ?さんの岩本ヴォイス激似!!!時たまブラー言ってない?)
会社の社長が渡辺文雄名和宏みたいな東映で見かけそうなボス顔
社長秘書が恐妻家の大泉滉
波平?が殿山泰司
そして
タマ?が室田日出雄(若い頃の情けないバージョン)
 
という凄い事になっている。室田日出雄がネコミミを付けてるのだ!!!
★大訂正★ 2008/09/23
室田日出雄じゃなくて「小池朝雄」だと思います。ほんと目と記憶力が腐っててすみません。
 
これだけのキャラをすべて坂本頼光が一人でリアルタイム吹き替えするのためかカツオ?とワカメ?は一言も喋らない。
 
とまあ、一般人には誰それ?的なエントリを画像無しで語り続けるこのクソエントリよりは、盗撮だかなんだか知らないけど動画を見つけたんでどうぞ。
http://jp.youtube.com/watch?v=gDZH9xCPoFo
これはサマソニ2005からの映像?かも?
 
マツオさんの「えー!」も笑えるけど、
大泉滉殿山泰司、室田日出雄が凄い似てる!!!
 
他もう一本、既存の実写映像に勝手に吹き替えして滅茶苦茶やってる「告発」を上演してたけどやんちゃが過ぎてアブないので紹介しません。人肉ネタです。
 

  • 坂本頼光さんのワン・アンド・オンリーなところは
    • アニメを自作してる

 (一人でやってるので時間がかかる。4作品目が完成したて、現在5作目製作中とのこと)

    • 活弁(リアルタイム吹き替え)
    • ブラックユーモア

アニメの登場キャラが昭和のめちゃくちゃな映画、特に東映ヤクザ映画なんかでよく目にする東映的な意味での「良い顔」オヤジがわんさと出てくるところがちょっと他では見られないと思う。
 それぞれの俳優への吹き替えが愛のあるレベルの高い物まねになっていて笑えると同時に嬉しくなってくる。
 そこへブラックユーモアのスパイスが加わり、ちょっと誰も追随できないような世界を作り出している。
 嘘っぱちな予告とか良い!!
 「サザザさん」もコンプリートしたいけど、坂本頼光活弁実写作品もかなり興味があるので色々見たいと思う。(いつどこで演るかは調べないと解らんけど)
 

直近でのイベント発見!!

 8/30(土) 昼12:00開場 13:00開演 \600【飲食代別】
 ロフトプラスワン
http://d.hatena.ne.jp/saitoukanchou/20080820
http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/schedule/lpo.cgi?year=2008&month=8
 ロフトプラスワンの定期イベント「シネマ秘宝館」に「サザザさん 第4話」を引っさげての活弁とのこと
昼間イベントでよかったぜ。夜は(行った事無いが)西麻布のスノッブな雰囲気の場所でIDMって考えると狂った日になりそうだ。深夜は巣鴨で呑み会だし、おれは何の人?
シネマ秘宝館」は気に成ってたけど一度も行った事はなく、このような形でファーストコンタクトとなるとはね。
シネマ秘宝館2DAYSの初日らしいけど、3D立体映像特集が2日共通サブテーマだそうだ。「ゾンビ」の新作とかハリウッドで3Dで作ってるって噂ですねえ。
あと「実写版・崖の上のぽにょ」ってのが気に成りました。 
 

情報

活弁士・坂本頼光BLOG http://blogs.yahoo.co.jp/qfdsj940
今は亡き「東京ファンタスティック映画祭」の600秒にも出品してたようです。
http://600sec.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_6871.html
坂本頼光
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9D%82%E6%9C%AC%E9%A0%BC%E5%85%89
 
 
えと、釣りっぽい (クソダサイ) タイトルでしたが*1「サザザさん」は昭和の邦画ファンに見て欲しいので、発狂ワード連発が許されてた時代の邦画にあやかってのタイトルとしました。ネコミミ付けた室田日出雄とか見たいでしょ?発狂でしょ?
★大訂正★ 2008/09/23
室田日出雄じゃなくて「小池朝雄」だと思います。ほんと目と記憶力が腐っててすみません。

*1:以前は「発狂!!!サザザさん」というタイトルでしたが、数日後見て本気でクソダサかったので変更しました。